IT経営を実現するプロフェッショナルが役立つ各種ツール・ノウハウを紹介中。


短観 

2008年は、米国の金融危機が、瞬く間に全世界の実体経済悪化の連鎖を引き起こし、100年に一度という世界同時不況へと突入してしまいました。

当初は、相対的に影響は小さいと見られていた日本も、米欧に連鎖する大幅な株安、急激な円高により、予想を遙かに超えた厳しい経済環境へと陥ってしまいました。その底がまだ見えないという不気味な状況の中、 さらに日本では政治の混迷も手伝い、かつてない苦しさが予想される2009年が明けました。

向こう2〜3年、企業は文字通り生死を賭けてこの不況からの脱出を図らなければならない訳ですが、単なる目先の利益改善に力を入れるだけでなく、将来を見通し、基本に立ち返った企業改革に取り組んでいくことが必要となっています。これを成し遂げた企業が将来とも発展を続けられることになると思います。

過去においても大きな経済危機後に、世界を変える製品や技術が生まれてきた多くの事実があります。「好況よし、不況さらによし」というのは松下幸之助の言葉ですが、こういう厳しい環境下でこそ、このような強い気概を持ち、逞しく将来の可能性に挑戦していくことが大切だと思います。

そのためには、新しい製品、技術、サービスを生み出すことは勿論、それらを活かし、企業発展につないでいくためのIT経営の実現が不可欠となると思います。

今回の大不況を境に、今まで重視されてきた「サスティナビリティ (持続可能性)」ではなく、「サバイバビリティ (生き残る力)」が問われる時代に入っていくだろうと言われています。これから起こってくる各種の「パラダイム転換」の必要性は私達に大きな変化を強いてくると思います。

このようなことから私達にとっての今年のキーワードは”CHANGE”だろうと思います。

今からあらゆる変化を見通すことは不可能ですが、今年特に重要と思える課題につき、「選択と集中」を決定されるときの参考に当「IT経営の道具箱」を活用ください。

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