パッケージの選定基準
(11)パッケージの選定基準
オリジナル開発でなくパッケージによるシステム構築を決定したとき、どのパッケージを選定するかは悩ましい問題です。
もちろん、自社の業務にフィットすることや価格がリーズナブルであることなどが選定の重要なポイントではあります。
これらに加え必須な事項として、オープンなデータベースがパッケージに採用され、他の情報システムとのデータ連携の構築が容易なものを選定することが重要となります。
しかし、それぞれの業務にフィットするパッケージを複数のベンダーから導入するケースにおいては、オープンなデータベースを採用しているからといって、必ずしもパッケージ間でデータの整合がはかりやすいとはいえません。
まだまだ業務間のインターフェースの標準があるわけではありません。
オリジナルな開発をしたシステムや複数のパッケージ・システムを複数の業務のそれぞれで導入・運用することは充分想定されることです。
あるいは環境の変化により、結果的に複数のIT ベンダーのパッケージが稼働することもあり得ます。
具体的なパッケージ導入において、生産計画におけるスケジューリングのパッケージを検討するケースがあり、複数ベンダーのパッケージ製品が候補にあがったとします。
候補パッケージについての社内メンバーによる比較検討には、その内容、レベルに限界があります。
このようなケースでの選定方法として、各ベンダーによるコンペが考えられます。
自社がどのような目的で、どのような業務に、どのように使いたいのかを提案依頼書としてまとめてベンダーへ提示し、ベンダーより製品がいかに要求仕様にマッチするかをプレゼンテーションさせるものです。
このようなコンペによる選定方法が選択できます。
ちなみに、スケジューリング・パッケージの価格は100 万円〜500 万円となっており、導入のためのスケジューリング形態のパラメータ設定など付帯費用を合わせると1000 万円を越えることが想定されます。
費用対効果を充分に評価する必要があることはいうまでもありません。
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