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【事例4】ICタグで生産性向上、納期短縮 

ICタグで生産性向上、納期短縮

〜 中小製造業で「ICタグ」によるトレーサビリティを実現〜

大津鉄工株式会社

本社所在地: 名古屋市港区砂美町、営業所:静岡県浜松市豊町
売上高: 24億円
従業員: 80名情報部門担当者:1名(兼任)
創業: 昭和48年
http://www.otsutekko.co.jp/
事業内容: 建築用金物およびボルトの加工を事業の中核とし、
土木、建築用部材の市場ニーズに合致したサービス提供を目指し、ニッチ(現場個
別仕様対応)部分であるアンカーボルトの製造・販売と現場施工を一体化した事業展開をしている

<社長の困りごと>
・超多品種+超短納期という顧客の最大要望に応えながら生産性を向上し、高付加価値経営を達成しなければならない
・旧態依然とした当業界の商習慣を打破し、先進的なビジネスモデルを構築しなければならない
・従業員の成果を正しく把握し、成果配分で報いることによって、やりがいのある会社を創造しなければならない
・6年前に導入したオフコンによるシステムではほぼ伝票発行機に過ぎず、こうした経営の緊急課題には応えられない

<きっかけは?>
取引銀行の紹介で名古屋ソフトウェアセンターのITSSP事業(計画書策定コンサルティング)の紹介があり
この事業に参加、ITコーディネータのコンサルテーションの成果として戦略的情報化企画が提案された。

<こうして解決した>
【対策のポイント】
・ICタグ(RF-ID)を活用し、受注から製造、出荷までの各工程進捗状況をトレースして得られたデータを
データベースに蓄積および加工して、各工程の進捗詳細をリアルタイムにコンピュータ端末に表示する
とともに、アラート機能、管理機能によってコントロールできるシステムとした
・基幹業務(販売管理、仕入管理、生産管理、商品管理、物流管理、原価管理、財務管理、および給与管理)をオープンシステムで統合した
•【成果】
・ICタグによる製造工程の可視化とモニタリング&コントロールによって無駄な工数を大幅削減、付加価値額が向上した
・ICタグによって製造進捗が明確に把握可能となり、顧客要望の特急工事を積極的に受注可能となり、
しかも普通工事より高価格で受注でき、商品に新しい時間価値を付与し、付加価値を大幅に向上させることができた

<トップの一言>
幹部研修によって、危機意識と成長意欲を持ち、業務課題を認識し改善提案をすることができる自立的社員が生まれ「情報活用によって飛躍しよう!」という社員の大きな期待が情報活用の推進エネルギーとなった。

<こうして経営課題を解決した>
アンカーボルトのトップメーカーとしての自負
外部専門家及び施策の徹底活用!

中部地区におけるアンカーボルトのトップメーカーとしての自負を持って製造工程の改善含めたITシステム
活用に着手した。

<課題解決のポイント>
◆外部専門家の活用:IITSSP計画書策定コンサルティングの活用
オフコンのリースアップに伴い、SIベンダーに新規システムの提案を要望したが、経営者の納得いく回答は得られなかった。こんな折、取引銀行の紹介で名古屋ソフトウェアセンターのITSSP事業(計画書策定コンサルティング)の照会があり、藁をもすがる思いでこの事業に参加した。2名のITコーディネータのコンサルテーションを受け、当社の経営課題を解決するための指針として以下の提案が示された。

◆施策の有効活用: IIT活用型経営革新モデル事業に採択される
「商品の受注から生産・出荷までの業務トレーサビリティを可能にし可視化することにより、顧客へ安く、早く確実に提供し、かつ生産性を向上し、高付加価値企業となるための基幹業務統合管理システム「O-TOS
Otsutekko Time Ordering System)」を構築する事業」としてIT活用型経営革新モデル事業に採択された。
◆トップの熱意:トップの熱意と社員の大きな期待
社長とともに専務の情報活用に対する熱意があった。社員を引っ張るリーダーシップは特出すべきものであった。また、情報化プロジェクトの進捗に合わせて幹部社員のマネジメント研修(業務改革企画体験研修)を実施し、意識改革を行ったことも大きい。この幹部研修によって、危機意識と成長意欲を持ち、業務課題を認識し改善提案をすることができる自立的社員が生まれ、情報活用によって飛躍しよう!という社員の大きな期待が推進エネルギーとなった。
◆可視化:IICタグの活用による製造工程のトレーサビリティ
こうして経営課題を解決した

<IT活用成功のポイント>

ICタグ(RF-ID)を活用し、受注から製造、出荷までの各工程進捗状況をトレースして得られたデータをデータベースに蓄積および加工して、各工程の進捗詳細をリアルタイムにコンピュータ端末に表示するとともに、アラート機能、管理機能によってコントロールできるシステムである。要求される時間(タイム)に応じて商品価格を変更し、すなわち特急納期は高く、急行納期→準急納期→普通納期と徐々に安い価格とする新しいビジネスモデル=タイムオーダリング・システムを構築し、高付加価値化を目指している。

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